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自己紹介
ソフトウェアエンジニア。
このブログについて
あなたはきっと日々忙しなく家事や労働をこなし、SNSで流れてきた言葉に一喜一憂し、感情が動いたとき、あるいは暇に殺されかけたとき、言葉をSNSに綴っている。
周りの出来事や自身の心の奥に深入りしないことで何とか正気を保っていはいるものの、常にどこか不安で、寂しくて、何かきっかけがあれば精神が一気に瓦解しそうな気配に怯えて暮らしている。
おれはそんなあなたに話しかけている。
最近、「金融化する世界」という書籍を読んでいる。
かなり複雑な話なので簡潔にまとめるのは難しいのだが、その中には、株主の利益の最大化が目的となった現代企業が、労働やイノベーションよりも株主還元や短期的な利益を追求する傾向にある点が論じられている。その結果、株主利益は膨らむ一方で、利益を生み出す労働者の雇用と賃金はきわめて不安定な状況に置かれているのだと。
読みながら、ふと言葉の金融化という概念を思いついた。
どうも最近、少なくともおれは、価値に変換される前提の言葉にばかり触れているような気がする。
あなたは今頃こう思っているかも知れない。お前の語り口はどこかで見たことがある、そう、たしか、フランス出身の鼻持ちならない予言者気取り……ミシェル・ウエルベックだ。
御名答。おれの語り口は半分くらい彼の文章を真似ている。